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台風に強い窓ガラスは合わせガラス!ガラス業者が教える正しい台風対策

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台風に強い窓ガラスTOP画-(1)
台風に強い窓ガラスとは

2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟み込んだ「合わせガラス」なら、台風に強い!

ガラス構造 防犯合わせガラス

合わせガラスは防音合わせガラスもございますが、台風に強いのは安全合わせガラス(防犯合わせガラス)、防災安全合わせガラスです。

これらの合わせガラスの特殊フィルムは、30ミル(約0.8mm)以上の厚みがあり、飛散防止はもちろん、耐貫通性に優れているので、台風による飛来物の衝撃に強いのです。

耐貫通性-実験-防犯合わせガラス
引用元:AGC公式サイト ラミセーフシェルター

絶対に割れないガラスというわけではありませんが、割れたときの被害が大きくならずに済みます

※そもそも絶対に割れない窓ガラスはありません!

窓ガラスの台風対策には
合わせガラスへの交換がおすすめ!

ガラス交換-台風対策

風速20~25m/s程度になる地域では、窓ガラスの台風対策がとっても重要です!

台風によって小石や木片、瓦礫などが飛ばされ、それら飛来物が窓にぶつかってガラスが割れる危険性が高まります。

ガラスが割れるとこんなリスクがあります。

台風被害-ガラスが割れた時のリスク
  • ガラスの破片が散らばって怪我をする
  • ガラスの破片が散らばって逃げ道の確保が難しくなる
  • ガラスが割れた開口部から暴風や暴雨が入ってくる
  • 室内が荒れる、汚れる、屋根が吹き飛ぶ

室内に暴風や暴雨が入ってくる状態になると、命の危険に及びます。

しかし、台風に強い窓ガラスに交換すれば、ガラスが割れても飛散防止・貫通防止ができて、被害は最小限

大切な家族の命とお家を守ることができます。

よろずリフォーム

当店は福岡のガラス業者で、窓の断熱・結露対策などに効果的な機能性ガラス交換を承っております。

この記事では、台風に強い窓ガラスである合わせガラスがどんなものなのか?ガラス業者が正しい知識をお伝えします。

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目次

台風に強い窓ガラスは「合わせガラス」だけ!

台風に強い窓ガラス大見出し1-(1)

台風に強い窓ガラスは、2枚のガラスの間に特殊フィルムを挟み込んだ「安全合わせガラス(防犯合わせガラス)」「防災安全合わせガラス」を指します。

この特殊フィルムの飛散防止・貫通防止の性能が、窓の台風対策においてポイントとなります!

特殊フィルムは厚みが30ミル(約0.8mm)以上でないと、台風に強いとは言えません。

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当店では、効果の費用のバランスが良い、30ミルの安全合わせガラス(防犯合わせガラス)を推奨しております。

30ミルの特殊フィルムなら、小石が飛んできた程度では飛散も貫通もしないレベルです。

30ミ合わせガラス--飛来物によるガラスの破壊実験-鋼球(飛んでくる小石を想定)

参照元:板硝子協会 ガラスの破壊実験比較レポート

ただ、屋根瓦が飛んできた場合にはガラスを貫通するおそれあるので、風速が強くなる地域なら60ミル以上の防災安全合わせガラスが良いです。

目安になりますが、屋根瓦は風速25m/sで飛びます。

60ミル合わせガラス--飛来物によるガラスの破壊実験-木材(屋根瓦の破片相当)

参照元:板硝子協会 ガラスの破壊実験比較レポート

よろずリフォーム

60ミル以上の防犯合わせガラス・防災安全合わせガラスは、30ミルよりも価格が高いので、必要に応じて選択しましょう。

通りに面した掃き出し窓は60ミル・小窓は30ミル、といったように被害が大きそうな場所のガラスのみグレードを上げるのも良いです。

安全合わせガラス(30ミルの合わせガラス)

代表的なガラスメーカーの安全合わせガラス

日本板硝子株式会社

セキュオ30

ガラス構造 防犯ガラス(セキュオ30)

AGC

ラミセーフセキュリティーSG30

ガラス構造 ラミセーフセキュリティーSG30
商品名ガラスの厚み(mm)
セキュオ306.8~
ラミセーフセキュリティーSG306.8~

断熱効果が高いペアガラスタイプや、遮断熱効果が高いLow-E複層ガラスタイプや、網入り・型板ガラスタイプもございます。

安全合わせガラスという名称は、板硝子協会で定めらたもので、30ミル以上60ミル未満の中間膜の合わせガラスを指します。

日本板硝子株式会社のセキュオ30、AGCのラミセーフセキュリティSG30は、防犯合わせガラスとして販売されておりますが、台風対策にも効果があり、安全合わせガラスと同義です。

セキュオ30とラミセーフセキュリティSG30は、空き巣の侵入出口である、こじ破りや打ち破りに5分耐えられると認定されたCPマークがつけられています

CPマーク

つまり、簡単に穴が開かない窓ガラスということです。

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貫通性能実験では、小石程度の鉄球を衝突させても、30ミルの合わせガラスは開口が生じませんでした。

防災安全合わせガラス(60ミル以上の合わせガラス)

代表的なガラスメーカーの防災安全合わせガラス

日本板硝子株式会社

ラミペーンシェルター

ガラス構造 ラミペーンシェルター

AGC

ラミセーフシェルター

ガラス構造 ラミセーフシェルター
商品名ガラスの厚み(mm)
ラミペーンシェルター6.5~
ラミセーフシェルター7.5~

断熱効果が高いペアガラスタイプや、遮断熱効果が高いLow-E複層ガラスタイプや、網入り・型板ガラスタイプもございます。

防災安全合わせガラスは、中間膜が60ミル以上の合わせガラスを指し、日本板硝子株式会社・AGC・セントラル硝子が製造する合わせガラスの共通呼称です。

日本板硝子株式会社のラミペーンシェルター、AGCのラミセーフシェルターが該当します。

これらは、こじ破りや打ち破りに5分耐えられる証拠であるCPマークに加えて、優良住宅部品(BL-bs部品)「防災安全合わせガラス」の基準も満たしています。

CPマーク
引用元:警察庁公式サイト
BLマーク
引用元:ベターリビング公式サイト 表示例

優良住宅部品(BL-bs部品)「防災安全合わせガラス」とは、「屋根瓦の破片相当」以上の飛来物の衝突に対する安全性を有するガラスのことです。

「台風による飛来物の衝突に強く、安全である」と正式に認められたガラスなので、より安心できます。

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防犯効果も30ミルより60ミルの方が高いです。

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強化ガラス・網入りガラス・ペアガラスは台風に強い窓ガラスではない

台風に強い窓ガラス大見出し2-(1)

強化ガラスや強化複層ガラスが台風に強いから大丈夫!思っていませんか?

実はそれ、間違いです!

強化ガラスのネーミングや、ペアガラスは2枚のガラスを重ねているということから、台風に強そうなイメージがありますよね。

実際は、強化ガラスもペアガラスも耐貫通性能がなく、ガラスは簡単に割れて開口が生じます

ここでは、台風に強いと勘違いされやすい窓ガラスの種類についてご紹介します。

強化ガラスは割れても粒状になるので怪我をしにくい

ガラス構造 強化ガラス

強化ガラスは、風圧に強く、ガラスが割れたときは破片が粒状になり、怪我をしにくく安全です。

しかし、台風で窓ガラスが割れる原因は風圧ではなく飛来物なので、飛来物によってガラスは簡単に割れます。

粒状に飛び散った破片が邪魔になって身動きできない状態になったり、開口部から暴風が入って室内が荒れたり、屋根が吹き飛んだりするリスクがあるのです。

網入りガラスは防火対策に効果的

ガラス構造 網入りガラス

網入りガラスは、金網が入っており、火災時に延焼を抑え、大きな破片の飛散防止効果があります。

ガラス自体は、衝撃に強くないため、簡単に割れてしまいます。

防火地域や準防火地域の建物で使用されるケースが大半で、防火対策としては有効なガラスです。

ペアガラスは断熱対策に効果的

ガラス構造 ペアガラス

ペアガラス(複層ガラス)は、2枚のガラスの間に中空層を設け、断熱性能を高めたガラスです。

ガラスが2枚重なっている分、普通の透明ガラスよりは割れにくいものの、飛来物の衝突には耐えられません。

合わせ複層ガラスなら台風対策に効果的

ガラス構造 防犯合わせ複層ガラス

防災安全合わせガラスを片面に組み合わせたペアガラスなら、飛散防止・貫通防止効果をプラスでき、台風対策に効果的です。

Low-E複層ガラスと、防災安全合わせガラスを組み合わせた、ペアマルチラミシェルターやサンバランスシェルターは、遮断熱効果と台風対策を兼ね備えています。

代表的なガラスメーカーの防災安全合わせガラス

日本板硝子株式会社

ペアマルチラミシェルター

ガラス構造 防災防犯ガラス(ペアマルチラミシェルター)

AGC

サンバランスシェルター

ガラス構造 サンバランスシェルター
商品名ガラスの厚み(mm)熱貫流率
ペアマルチラミシェルター22.5~1.9
サンバランスシェルター22.5~1.6
Low-E3+A12+FL3+60ミル+FL3の場合

ただし、ガラスが分厚く、一般的なサッシの溝幅に合わず、サッシ交換も必要となる場合がございます。

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既存窓の状態やご予算、解決したい窓のお悩みに応じて、様々な方法の中から最適なものをご提案いたしますので、ぜひ窓のプロにご相談ください。

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お問い合わせ-3点

窓ガラス交換に加えてやっておきたい台風対策

台風に強い窓ガラス大見出し3-(1)

窓の台風対策は、雨戸やシャッターをつける方法が最も効果が高いとされていすが、窓ガラス交換以上に費用がかかってしまいます。

窓ガラス交換にプラスして、以下の台風対策をしておくと、より安心安全です。

  • 家の外に物をなるべく置かない
  • 屋根や壁、網戸の補修をしておく
よろずリフォーム

これらの対策だけでは不十分ですが、お金をかけずに今すぐできるので、窓ガラス交換をしていない方も実践してみてください。

家の外に物をなるべく置かない

小石や木片、瓦礫だけでなく、ベランダや庭に置いてある物も強風で吹き飛び、窓ガラスに衝突するおそれがあります。

  • 植木鉢
  • 自転車
  • 物干し竿
  • ベランダサンダル
  • 掃除用具

など、強風で飛ばされそうなものは全て室内へ片付けておきましょう。

屋根や壁、網戸の補修をしておく

屋根や外壁、網戸も強風によって飛ばされてしまうかもしれません。

これらが飛んでガラスにぶつかってしまうと、普通のガラスでは大きな開口が生じ、室内に暴風や暴雨が入り込みます。

一部が剥がれたり、落ちたりしている場合は、台風シーズン前までに直しておきましょう。

網戸がガタついている場合は、外して室内に入れてください。

大きな掃き出し窓や寝室、2階の窓を優先的に合わせガラスに交換しましょう

台風に強い窓ガラス大見出し4-(1)

大きな掃き出し窓や寝室、2階の窓は、特に台風の被害を受けやすいため、その部分だけでも優先的に施工をご検討ください。

なお、台風シーズン直前はご依頼が混み合いますので、お早めにご相談いただくことをおすすめします。

安全合わせガラスや防災安全合わせガラスは、空き巣・防犯対策、紫外線対策も兼ねており、台風がこない時期でもメリットがあります

よろずリフォーム

特殊フィルムは、こじ破り・打ち破りに強く、ガラスを割って窓から侵入することを防げます。

また、99%以上UVカットで、お肌やフローリング、家具の日焼けも防げます。

当店は、完全自社内施工で中間マージンがかからないため、相場よりお求めやすい価格にて窓ガラス交換を承っております。

窓ガラス交換費用でお悩みの方も、ぜひ一度お見積もりだけでもしてみませんか?

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